「万事順調」の願いを込めた、重慶飯店66周年の紹興酒

中国が世界に誇る銘酒「古越龍山」

15世紀後半に創業し、現在に至るまで中国はもちろん、世界中で愛飲されている紹興酒の老舗酒造・古越龍山。各国のVIPをもてなす北京の釣魚台国賓館でも供され、その伝統的な製法が国の無形文化遺産に登録されています。原料は上質なもち米と小麦、紹興市の南西に位置する鑑湖の名水。千年伝承といわれる「古法醸造」を脈々と受け継ぎ、その味を守り続けています。

紹興酒と四川料理のマリアージュ

重慶飯店では古越龍山シリーズを中心に、カジュアルに楽しめる金龍から甕出し、10年・20年・30年と熟成されたプレミアムまで幅広い紹興酒をご用意しています。それぞれの特長やお好みにあわせ、常温やお燗、オンザロックと楽しみ方はいろいろ。また紹興酒は旨味と酸味が調和しているため、四川料理の香辛料や発酵調味料ととても相性の良い飲み物でもあります。例えば「麻婆豆腐」や「回鍋肉」には酸味とコクを持つ紹興酒をあわせることで辛さの中にある旨味を引き立てつつ後味を整え、「フカヒレの姿煮込み」といった贅沢な逸品には長期熟成の紹興酒をあわせて重厚な味わいを楽しむなど、独特のマリアージュをご体験いただけます。

すっきり澄みわたる、特別な紹興酒「澄龍」

今年66周年を迎える重慶飯店が記念ボトルとしてご用意したのが、古越龍山のブランド「澄龍(チェンロン)」。軽やかな口当たりと華やかな香り、上質な味わいの紹興酒で、8年原酒の上澄みのみを使用しているのが特長です。
「通常の紹興酒は一定の割合でブレンドされることがほとんどですが、澄龍は長期熟成させた原酒の上澄みだけを掬い瓶に詰め込んだ、ブレンドをしていない稀有な紹興酒。そんな特別感が66周年の記念ボトルにふさわしいと思っています」(重慶飯店 新館 副支配人・ソムリエ 吉倉帆南)
雑味が少なく、その名の通りすっきりと澄んだ味わいが楽しめる紹興酒で、白ワインを思わせる爽やかさも。「殻付きロブスターのねぎ・生姜味」や「鶏肉の山椒唐辛子炒め」などの料理とあわせれば互いの風味が調和し、より一層味わい深いものになります。

縁起にあやかり、お客様とともに「万事順調」

「中国で『六』は商売繁盛や物事が順調に進むという縁起の良い数字で、『万事うまくいく』を意味する『六六大順(リウリウダーシュン)』という言葉もあります。重慶飯店もこの縁起の良さにあやかり、66周年を節目としました。この日を迎えられたのは、長年ご愛顧くださるお客様がいらっしゃるからこそ。ともに万事順調に歩んでいきたいという気持ちでいっぱいです」(重慶飯店PR 矢野友子)

料理とともに味わう紹興酒以外にも、最近では新しい楽しみ方として温かなカクテル「ホット・チャイナ・モルド」をご提案しています。深い味わいとまろやかなコクのある紹興貴酒にシナモンや八角のスパイシーな風味、蜂蜜やドライフルーツの甘酸っぱさが溶け込んだ一杯で、心もからだも温まってください。